訪問看護の仕事は子育てと両立できる?子育て中の訪問看護師の働き方を解説
看護師として働いている方の中には、子どもができて子育てを始めると、育児と仕事の両立に悩む方もいるのではないでしょうか。
そこでしっかりと子育てをしながら看護師としてのキャリアを続けていきたい方には「訪問看護師」の仕事がおすすめ。
本記事では、訪問看護師の仕事に興味がある子育て中の方や、出産を機にキャリアチェンジを考えている方などに向けて、訪問看護の仕事が子育てと両立しやすい理由やおすすめの働き方、仕事と子育ての両立に当たって確認しておきたいポイントなどを紹介します。
訪問看護の仕事と子育てを両立できる?
訪問看護師になると、比較的仕事と子育ての両立がしやすいといわれています。ここでは両立しやすい主な理由を4つ紹介します。
勤務スケジュールを管理しやすい
訪問看護の仕事と子育てを両立しやすい理由の一つに、勤務スケジュールを管理しやすいことが挙げられます。
訪問看護の仕事は患者さんの自宅を訪問するため、基本的に日中の勤務です。また規則的なスケジュールに沿って働くことが多く、そのため子どもの保育園の送迎時間や学校行事などの予定を入れやすく、子育てとの両立がしやすいといわれています。
一般病棟で看護師をしていると、毎回変則的な時間に働くことが基本です。早出や遅出など異なる時間帯のシフトが混在するため、退社時間や勤務曜日がバラバラになり、子育てのスケジュール管理が難しくなりがちです。家族やパートナーと、子どもの送迎スケジュールを調整するなどの手間がかかるケースもあるでしょう。
直行や直帰ができる
直行や直帰ができるのも、訪問看護の魅力。
訪問看護師は患者さんの自宅へ直行したり、勤務終了後に直帰できたりする場合があります。通勤時間を短縮できるため、子どもの送迎などもしやすく、仕事と子育ての両立がしやすいでしょう。
一般病棟と比べると残業時間が少ない
一般病棟と比較するとは残業時間が少ないです。
一般病棟の看護師の残業時間と比較すると、訪問看護は残業時間が少なめ。
そのため子どものお迎えに遅れる心配が少なく、夜に子どもと過ごす時間も確保しやすいです。
夜間の勤務がない
訪問看護の仕事と子育てを両立しやすい理由の一つに、夜間の勤務がないことも挙げられます。
訪問看護は基本的に、患者さんの自宅を日中に訪問して在宅ケアを行うので、夜勤がありません。24時間体制のサービスを提供している施設にはオンコールがありますが、当番制且つ夜勤より柔軟に動けます。子育ての状況によって、柔軟に対応してくれる事業所を選びましょう。
子育て中の訪問看護師におすすめの働き方
子育て中の訪問看護師におすすめの働き方には、時短勤務とパートタイム勤務の2つがあります。ここではそれぞれの働き方を詳しく見ていきましょう。
短時間勤務制度(時短勤務)
短時間勤務制度(時短勤務)は厚生労働省によって定められた「所定労働時間の短縮措置」と呼ばれる制度で、どの事業所にも導入が義務付けられている制度です。短時間勤務制度とは、1日の所定労働時間を6時間に短縮する制度で、育児・介護休業法では子が3歳未満の場合、労働者が希望すれば利用できます。
時短勤務が難しい業務に従事している方の場合、事業主は代替措置として以下のいずれかの措置を講じなければなりません。
育児休業に関する制度に準ずる措置
フレックスタイム制度の導入
始業又は終業時間を繰り上げ、繰り下げる制度(時差出勤)
保育施設の設置運営、その他これに準ずる便宜の供与
時短勤務の条件に該当する方は積極的に制度を利用し、仕事と子育ての両立をかなえましょう。
パートタイム勤務
パートタイム勤務も子育て中の訪問看護師におすすめの働き方の一つです。
パートタイム勤務を選ぶと、自分で勤務時間を決められます。訪問看護ステーションによって差はありますが、パートタイム勤務であれば夜間のオンコール対応をしなくて済むケースもあるでしょう。
訪問看護師の仕事をしたいけれど、子どもがまだ小さい方や子育てに十分な時間を取りたい方には、パートタイム勤務がおすすめです。
訪問看護の仕事と子育ての両立に当たり確認するべきポイント
訪問看護の仕事と子育てを両立するには、事前にどのようなことを確認しておけば良いのでしょうか。ここでは事前に確認しておきたいポイントを3つ紹介します。
勤務形態
訪問看護の仕事と子育てを両立するには、事前に勤務形態や柔軟に対応してくれるかを確認しましょう。
訪問看護の仕事をしながら子どもの保育園の送迎をしたい方は、勤務の開始・終了時間をあらかじめ確認するとGOODです。入職したい訪問看護ステーションの勤務開始時間が早いと子どもを送れなかったり、勤務終了時間が遅いと夕方のお迎えに間に合わなかったりして、家族やパートナーの助けが必要になってしまいます。
訪問看護の仕事と子育てをうまく両立するためにも、柔軟な働き方を応援してくれる訪問看護ステーションを選んで入職すると良いです。
オンコール対応
オンコール対応があるかどうかも、訪問看護の仕事と子育てを両立するために確認したいポイントの一つです。
訪問看護のオンコール対応では、患者さんやその家族から要請があれば、深夜でも自宅に訪問する必要があります。
子どもが小さくて夜間に家を離れるのが不安な方や、万が一オンコール対応になった際に家族やパートナーの協力を得るのが難しい方は、入職する訪問看護ステーションのオンコール対応の有無を確認しておくのがおすすめです。
子育て経験があるスタッフの在籍
子育て経験があるスタッフが在籍しているかどうかも、訪問看護の仕事と子育てを両立するために確認しておきたいポイントの一つです。
小さい子どもは急な体調不良で保育園や学校を早退したり、欠席したりするケースがあります。訪問看護ステーションに子育ての経験があるスタッフが在籍していると、このような状況でも仕事の欠勤や早退への理解を得やすいでしょう。
また職場に子育て経験がある先輩ママが在籍していると、子育ての悩みなども打ち明けやすいのもメリットです。
まとめ
現在子育て中の方や、子どもができたことを機にキャリアチェンジを考えている方に、訪問看護の仕事はおすすめです。残業が比較的少なく、勤務時間のコントロールがしやすいため、仕事と子育ての時間を両方確保できるはずです。訪問看護ステーションを探す際は、子育て経験があるスタッフが多く在籍しており、理解があるかどうかを調べるとGOODです。
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